
インプラントとは

インプラント治療とは、失った歯を補うために、チタン製の人工歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯(被せ物)を装着する歯科治療です。チタン製のインプラントは、仕上がりが美しく、天然歯とほとんど区別がつかない感覚で食事や会話を楽しめ、周囲の歯に負担をかけずに治療できる点が大きな特徴です。
従来のブリッジや入れ歯とは異なり、インプラントは歯根部分があるため「第三の歯」や「第二の永久歯」とも呼ばれることもあります。また、1本だけの治療から対応可能です。顎の骨量が不足している場合は、骨を増量または再生する治療法を組み合わせる方法をご提案いたします。
まずはお気軽にカウンセリングでご相談ください。
入れ歯・ブリッジとの比較
歯を失った場合、主な治療として「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」が挙げられます。
それぞれの治療の特徴を知り、自分にあった治療を選択すると良いでしょう。
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見た目 | 天然歯とほとんど区別がつかない自然な見た目が実現できる。 | 自由診療では、比較的自然な見た目にできるが、通常は奥歯に装着する金属製ブリッジが目立つ。 | 保険適用の入れ歯を使用する場合、装着部分が目立つことがあります。 |
噛む力 | 顎の骨としっかり結合するため、本来の歯に近い感覚でしっかり噛める。 | 本来の歯に近い感覚で噛める。 | 噛む力が弱く、硬いものを噛むのは難しい場合がある。 |
耐久性 | 適切なケア続けていくことで、半永久的に使用可能。 | 約7年の周期で作り直しが必要。支えとなる歯に負担がかかるため、土台となった歯の寿命が短くなることがある。 | 約5年の周期で定期的な調整や作り直しが必要。 |
周囲の歯への影響 | 周囲の歯に影響を与えずに治療可能。 | 支えとなる隣接する歯を削る必要がある。 | 支えとなる隣接する歯を削る必要がある。 |
対応可能なケース | ほとんどの場合対応できが、顎の骨の状態などによっては対応できない可能性がある。 | ブリッジの支えとなる歯がない場合は対応不可。 | ほとんどの場合、対応可能。 |
治療期間の 長さ | おおよそ数ヵ月~1年程度 | インプラントより短期間で治療可能。 | インプラントより短期間で治療可能。 |
費用 | 他の選択肢に比べて初期費用が高額だが、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れている。 | 入れ歯と比較してやや高額。 | 比較的安価だが、定期的な調整や修理が必要。 |
骨が足りない方の治療
歯周病などが原因でインプラントを固定するための骨量が足りないケースでも、以下のような骨を増やす処置を行なうことでインプラント埋入治療が可能です。
当院ではおもに以下のような処置を行なっています。
/ 治療 01
サイナスリフト
サイナスリフトは、上顎の骨が不足している場合に行う治療法です。上顎洞と呼ばれる、上顎の奥歯の上にある空洞の粘膜を持ち上げて人工骨などを補填します。上顎の奥歯部分にインプラントを埋め込むために必要な安定した土台を作ることが可能です。
この治療により、骨量が足りない方でもインプラント治療を受けられるようになります。

/ 治療 02
ソケットリフト
上顎洞の底部に近い部分の骨量が不足している場合に行われる治療法です。上顎洞の底部を持ち上げて抜歯した穴から人工骨を補填します。
この方法は比較的軽度の骨不足に適しており、サイナスリフトと比べて増量できる骨量が少ないため、患者さまの身体にかかる負担が比較的少なく、治療期間が短いことが魅力です。

/ 治療 03
ソケットプリザベーション
抜歯後に周囲の骨が痩せるのを防ぎ、インプラント治療を見据えて骨の再生を促すための処置です。抜歯後にできる顎骨の穴に人工骨などを充填し、骨が痩せてしまうのを防ぎます。将来的には、インプラントを安定して埋め込める程度まで骨が再生します。
抜歯した後、処置が早いほど骨の変形や吸収を最小限に抑えることが可能です。

/ 治療 04
GBR法(骨誘導再生法)
GBR法は、骨量が不足している部位に特殊な人工膜を使用し、骨を修復する治療法です。人工膜によって骨を覆うことで、骨が再生するスペースに歯肉が入り込むことを防ぎ、骨が再生するまで保護します。
再生が必要な骨量が少ない場合は、インプラントの埋入と同時に行われるケースもあります。

インプラントの治療の流れ
/ 01
初回カウンセリング・検査
インプラント治療を行う前に、初回カウンセリングと検査を行い、患者さまの歯や顎の状態を確認します。合わせて患者さまのご要望も伺い、歯を残せる可能性はないか、患者様にとってインプラント治療が最適なのかどうかを検証します。インプラント治療のメリットデメリット両方をお伝えし、ご不安なことがあれば一つずつお答えしますので、お気軽にご相談ください。


/ 02
治療計画のご案内
インプラントの進めにあたって、検査結果をもとに治療計画を立案し、必要な治療の流れや治療方針、必要期間や費用などについて詳しくご説明します。治療について納得できないことや疑問に思うことがある場合、無理に治療を始めることはないため、ご安心ください。患者様に治療内容をご納得いただいたうえで、治療開始いたします。


/ 03
インプラント埋入手術
治療計画に基づき、インプラントを埋め込むための準備を行います。必要に応じて、歯周病治療や虫歯治療を事前に完了させるほか、骨量が不足している場合は骨再生治療を行います。また、手術を安全に進めるため、患者さまの健康状態を確認し、適切な麻酔方法を選択します。


/ 04
GBR法(インプラント定着と
被せ物の製作期間)
治療計画に基づき、インプラントを埋め込むための準備を行います。必要に応じて、歯周病治療や虫歯治療を事前に完了させるほか、骨量が不足している場合は骨再生治療を行います。また、手術を安全に進めるため、患者さまの健康状態を確認し、適切な麻酔方法を選択します。


/ 05
人工歯(被せ物)の装着
インプラントが顎骨に問題なく定着したことを確認した後、患者さまの口腔状態に合わせた人工歯を装着します。人工歯は見た目の自然さや噛み合わせを考慮しており、快適に食事や会話が可能です。問題なく装着できたことが確認できたら終了です。


/ 06
定期検診と長期的な
メンテナンス
当院では、治療完了後の定期検診を行っております。インプラントの状態に合わせた長期的なメンテナンスを続けることで、数十年以上お使いいただけることがあります。インプラントに関わるトラブルがあった場合も、早期治療を行うことで引き続きご使用いただけます。
